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MEMO |
デーツとは、中東や北アフリカなどで広く栽培されている果実で、和名は「ナツメヤシ」といいます。
その歴史は非常に古く、紀元前6000年頃にはすでに栽培が行われていたのだとか。聖書やコーランにも登場することから、古代の人々にとっても大変なじみ深い食物であったことが伺えます。雨の少ない地域でも生育が可能で、乾燥させた果実は栄養豊富な上に長期保存が可能な事から、砂漠地帯にすむ民族にとってはなくてはならないものだったようです。
現代では、カリウム、鉄、カルシウム、リンといったミネラルが豊富な事からヘルシーな健康食として広く愛されています。
またイスラム教徒の間では、ラマダーン(断食)の際に食べる食物としても有名。朝から何も食べていない弱った体に、素早くエネルギーを補給してくれます。
干し柿をもっと濃厚にしたような甘さがあり、牛乳との相性が抜群。牛乳とデーツだけで簡単な朝食代わりにもなってしまいます。
食べ方は色々でジャムにしたり砂糖代わりに使えたりもするようですが、やっぱりそのまま食べるのが一番のオススメ。
ただ我々はすぐに口に入れたくなりますが、食べる前に水でサッと洗ってホコリを落とすのが現地では常識だそうですよ。 |
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